観世音菩薩佛辰祭の御報告
先日、令和4年3月21日(月)に観世音菩薩佛辰祭を行いました。昨年の様子はこちら
碧鳳水元宮では観世音菩薩さまのおまつりが3つあります。今回の佛辰祭は、お誕生日となります。
先日の上元天官大帝聖誕祭&五路兵馬さん御礼祭&地基主公・地基主婆さま御礼の御報告で書いた、五観の偈の続きをします。
一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。
二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、貪など三つの過ちを持たないことを誓います。
四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。
五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/五観の偈
二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。
こういうことを考えたことはあるでしょうか? 私はありませんでした。単純に
・腹が減る → 何か食べる → 空腹は満たされ満足する。(そして…眠くなる)
これって、普通ですよね?と、なんら疑問無く「当たり前」と思っていま(きま)した。なんで「ただ食べるだけ」なのに、自分の行いって何?。食べちゃいけないの?と。
…自身の平和ボケを反省しました。誰でも、腹は減りますが、その時に必ず何か食べるものがあるとは限りません。世界を見渡せば一目瞭然です。
運良く、食べ物にありつけたとして、それを食べる!ではなく、この食をいただいていいだけのことをしたか?と言うのが、今回のテーマです。
正しい行い(神さまに怒られることもないこと)をして、誰かの為に役に立ったか?、それは充分だったか?、もっとしなければ足りなかったのではないか? 余計なことはしなかったか?…と振り返り → → → その上で、この食をいただけるに価することを出来たか?、と反省する。
どれだけ自身に甘く判断しても、充分ではないと思います。充分の最大とは?基準値はどこなのでしょうか? 最低限の充分とはどれだけでしょうか? …そう考えれば、間違いなく足りていないと、自信をもって言える!くらいのことしかできてないと。
誰しもそんなものではないでしょうか? だから仕方ないのではなく、毎食ごとに考える機会をいただけているのです。日に数回あると思います。反復練習の様に、幾度もこのテーマを考える、自身の不足していたことを改めていく。
もっと多くのものを食べたいという欲求を、「この食をいただくに価するか」と出来ているか? もっと出来ているかの欲求に変えていきたいと感じました。反省したことは身に付けていきたいと思います。
観音様から教えていただく機会でした。有り難うございます。
今回のお祭りでは、商売繁栄の儀式も執り行いましたこと、御報告いたします。
碧鳳水元宮では、多く神さまをお祀りしております。是非、お詣りいただきご縁を結んで下さい。
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