虚空地母娘娘聖誕祭の御報告
先日、令和3年11月21日(日)に虚空地母娘娘聖誕祭(旧暦10月18日)を行いました。本来の旧暦10月18日は翌日22日(月)になりますが、やはり日曜日のが参加する方々が集まりやすいです。年内最後の行事となりました。
ローソクで福・禄・寿と並べています。田のように4ブロックに分けると、上段が福(左が偏)、下段の左が禄、右が寿となってます。各自ローソクに名前を書いて、願いを込めて灯させていただきました。虚空地母娘娘がやさしく見守って下さっております。
もっと多くのお供え物があったのですが、参加された方が多く、後で写真をゆっくり撮ろうと思ったときには、お配りしてしまった後で。。。次回の課題にします。
最近ふと思うことがあります。今回のおまつりのように、
1.願いを込めて、火を灯す。
2.願いは、虚空地母娘娘や天上の神さま方に届く。
3.その願いが、聞き入れてもらえ叶っていく。
きっと、こんなプロセスと思います。これは、初詣の神社仏閣でお願いをすることや、合格祈願などなど、火が絵馬や祈りに変わるだけです。
十善戒というのをご存じでしょうか?
身業
不殺生(ふせっしょう) 故意に生き物を殺さない。
不偸盗(ふちゅうとう) 与えられていないものを自分のものとしない。
不邪淫(ふじゃいん) 不倫など道徳に外れた関係を持たない。口業
不妄語(ふもうご) 嘘をつかない。
不綺語(ふきご) 中身の無い言葉を話さない。
不悪口(ふあっく) 乱暴な言葉を使わない。
不両舌(ふりょうぜつ) 他人を仲違いさせるようなことを言わない。意業
不慳貪(ふけんどん) 激しい欲をいだかない。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/十善戒
不瞋恚(ふしんに) 激しい怒りをいだかない。
不邪見(ふじゃけん) (因果の道理を無視した)誤った見解を持たない。
これら、身と口と意の行いが、正しく守られているか? 文字で理解出来ていることと、実際に行じていることとは、全然違います。このように文字で見れば、誰しも理解しているし、何も間違ったこと言ってないので、否定のしようがありません。
しかし、本当に実践出来ているのだろうか?と、原点に立ち返ったとき、頭では理解出来ていたと思っていたことすら日々の生活の中で実践出来ていないのであれば、先のお願いごとを聞いていただけるのであろうか?と。
十善戒に書かれていることは、決して難しいことではありませんが、日々常に行いに気をつけて行動し反省し改善しているだろうか?と。
お願いごとにも、ルールと言うかお約束を守ってこその結果として叶うものではないだろうかと思うのです。
これらが出来るようになったからと言って、決して偉くも立派でもないと思います。当たり前のことを当たり前のように行じ続けているだけ。この継続することが難しくも大切なことではないかと考えます。
今回は自らを律して行こうと思う機会をいただきました。有り難うございました。
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