上元天官大帝聖誕祭&五路兵馬さん御礼祭&施餓鬼法会の御報告

昨日、令和5年2月5日(日)に上元天官大帝聖誕祭(旧暦1月15日)と、年に4回の五路兵馬(兵隊さん)のおまつり(慰労祭)を行いました。

温かいお食事、饅頭、ご飯、天ぷら、卵焼き、お菓子、果物、飲み物、お米、そしてお酒…と、振る舞わせていただきました。お天気もよかったので多くの兵隊さんにお集まりいただけたことと思います。

もう大丈夫ですよ!ギリギリまでお酒を注げるようになりました。こぼさずに、でもギリギリを攻める注ぎ方は、修業そのものと勝手に思っております。たっぷり飲んでいただきたいので…今後も精進いたします。

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お宮の正面では、施餓鬼法会を行いました。

餓鬼道で苦しむ衆生に食事を施して供養することで、またそのような法会を指す。特定の先祖への供養ではなく、広く一切の諸精霊に対して修される。 施餓鬼は特定の月日に行う行事ではなく、僧院では毎日修されることもある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/施餓鬼

こちらも多くの食事と飲み物をお供えさせていただきました。

…前回からの五観の偈の続きについて書きます。前回は四だったので、今回は最後の五になります。

一、この食事がどうしてできたかを考え、食事が調うまでの多くの人々の働きに感謝をいたします。

二、自分の行いが、この食を頂くに価するものであるかどうか反省します。

三、心を正しく保ち、あやまった行いを避けるために、など三つの過ちを持たないことを誓います。

四、食とは良薬なのであり、身体をやしない、正しい健康を得るために頂くのです。

五、今この食事を頂くのは、己の道を成し遂げるためです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/五観の偈

己の道である仏道修業を進めるために食事をさせていただくこと、となります。

毎回の食事の度に「こんなことを考えること」はほぼないと思います。なぜご先祖様をご供養するのでしょうか?

普通にみんなしているからでしょうか? 何を思って何に感謝して行っているのでしょうか?

日々、当たり前に行っていると思っている生活も、もしかしたら奇跡の連続で成り立っているのかもしれません。普通に食事が出来て、雨風をしのげる場所で暮らしていけること。何かのご加護があって「そう」なっているのかもしれません。

神さま? ご先祖様? のお陰があってと思います。仏壇にお供え物をすること、お墓参りにいって報告すること…有り難いことの連続で今があることに気がつきます。

人間は欲の塊なので、少しでも多くを望み、更に多くを…というサイクルの中にいます。誰かと比較をして自分の足りないところばかりに注目する。

人を比較をするならば、1年前に自分と比較するほうが健全です。どれだけ成長できたか? 自分自身が一番わかることです。

また1つ、気付かせていただく機会でした。

いつも碧鳳水元宮をお守りいただき有り難うございます。引き続き、よろしくお願い申し上げます。

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